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設備のご案内
防音室
お客さまの聞こえの状態を詳しく知るためには、静かな場所でどれくらい小さな音まで聞き取れるのかを調べる必要があります。
当社では、補聴器専門店のこだわりとして広い防音室を完備しています。担当者とお客様、付き添いの方の3人が入室しても余裕のある広さですので、ご安心して説明をお聞きいただけます。この防音室はNASA(米国航空宇宙局)やBOSE(音響メーカー)にも防音の分野で採用されているECKEL社製です。当社では更にそのまわりに、フレーム(吸音材)で覆いつくすことで、ほぼ完全に音をシャットアウトしておりますので、お客さまの正確で詳細なデータを測定することができます。
また、スピーカーから出されている音が、補聴器装用者の耳元でどれだけの音圧で聞こえるか測定する際にも使用します。


オージオメーター
お個々のお客さまの聴こえにあった補聴器を作るためには、正確なデータを測定することが大切です。そのために用いる聴力測定機器です。

補聴器フィッティングシステム
測定データに基づいて、上部にあるスピーカーから生活環境音(地下鉄音や踏み切り音など)を出し、用途に合わせた適合調整を行うためのシステムです。

インジェクターコントロール
イヤモールドや耳穴式補聴器の作製に必要な印象(形状)を採取する機器です。
印象剤を一定の圧力で外耳道に注入することができ、外耳道の原形により近い型採りをすることができるというメリットがあります。
※ 外耳道の形状によって選択しますので、全ての方に使用するのではありません。

NOAH〈ノア〉
補聴器調整用データベースソフトウェアです。
デジタル補聴器の調整は、それぞれのメーカー・機種によって独自のソフトウェアを用いていますが、そのデータを「NOAH」を使い統合することで、それぞれのお客さまの聴力関連情報・フィッティング情報などの記録を一括で個別に管理しておりますので、各お客さまの補聴器の調整などをスムーズに行わせていただきます。

補聴器効果測定装置(音場効果測定)
補聴器の効果を調べる為にスピーカーから音を出して、補聴器装用時と非装用時でどれだけ聴こえが改善されたかを調べ、補聴器の効果を実感していただけます。

アフィニティー(補聴器特性測定検査器)
補聴器の性能を測定する機器です。
調整後に実際どのような状況なのかを測定します。
これ一台で、聴力測定→補聴器フィッティング→補聴器装用効果測定まで出来ます。

オーラケア
主に補聴器のクリーニングと補修をします。
補聴器は汗や水に弱い精密機器です。オーラケアで真空状態にして補聴器の中の湿気やたまった汗を乾燥除去します。また、つまった汚れも取り除きます。
イヤモールドや耳穴式補聴器の形状修正と部品交換なども行います。

ウルトラソニッククリーナー
耳掛式補聴器で使う耳栓は汚れがつまってしまうと聞こえが悪くなってしまいます。ウルトラソニッククリーナーは超音振動で耳栓の汚れを強力洗浄して快適な聞こえに戻します。

紫外線照射器
耳穴式補聴器の形状を修正する時に使用します。
耳穴式補聴器やイヤモールドが耳穴にフィットしなくなり、ピーピー(ハウリング)鳴ったり、抜けやすい場合などに、これらの原因と思われる部分に材料を塗ります。
その後にこの機器で紫外線を照射して固めます。(人体に影響は全くありません)

騒音計
スピーカーから出される音が、補聴器装用者の耳元でどれだけの音圧で聴こえるか測定する際に使用します。また、お客さまと一緒に外に出て、補聴器の効果を確認する時などに騒音値を測定します。

Pediatric Audiometer(自由音場聴力測定器)
光と音でどれだけ聴こえているかを測定する機器です。
主に聴こえていても意思表示できない(応答がわからない)幼児の方に有効ですが、補聴器をつけた大人の方に用いることもあります。

安心の衛生対策
さくら補聴器センターでは、乳幼児のお子さまからご高齢の方まで、様々なお客さまに安心して補聴器をお求め頂けるよう、店内やスタッフの衛生管理について細心の注意を払っています。特に製作過程で直接お客さまの皮膚などにふれる機材・器具の清潔についても、消毒器などの使用により、どなたでも気持ちよくお使い頂けるように心がけております。
補聴器にもアレルギー対策の施されたものや、皮膚のデリケートなお客さま向けに開発されたものもありますので、ご遠慮なくご相談ください。
